BEFORE背景・目的
デジタル家電を取り扱う日系海外販社では、前年比180%の急拡大していた中国EC市場の重要性の高まりとともに、日本本社からの要求により、消費者に対する直販、およびマーケティングチャネルとしての体制作りが急務となっていた。
本取り組みの目的は、リアル店舗への販売チャネルとの棲み分けを考慮した上でEC市場向けビジネスの位置づけの明確化し、売上・利益拡大、ブランディング推進、顧客満足度の向上を目指すことであった。
AFTER成果・価値
事業の位置づけ、目標・ビジョンを明確化したうえで、立ち上げ時のビジネス規模と成長ロードマップを立案、経営層から多くの協力会社まで認識を統一したプロジェクト進行ができた。ECサイトより得られた情報は、マーケティングデータとして活用・路面店向け営業施策との効果的連携を得る基盤を整備した。
PROCESS3つの視点からの取り組み
3つの視点01戦略~事業・業務
- 新規事業の実現可能性調査、事業目的の明確化
- ロードマップ策定から計画への落とし込み
02組織・人
- 新組織の立ち上げ人員計画、収支計画の策定
- 各社BPOサービスの評価・選定と活用
03IT活用
- 中国最大ECサイト淘宝と社内外システムの連携
- コールセンターや物流会社との販売データの連携